部首が「とます(斗)」の漢字

斗(とます)は、斗部(とぶ)に属する部首です。康熙字典214部首では69番目に置かれます。の字は元々、長い棒の先にコップのような器がついた、お酒や穀物などの量を測るためのひしゃくを表します。そこで、斗の音読みである「と」に、意味にちなんで容器の「ます」を付け、「とます」という部首名になりました。

とますには、器やひしゃくに関係する漢字が集められています。例としては、くみとることを意味する「斟(く-む)」や、米で分量をはかるに由来する「料(はか-る)」などがあります。

ちなみに漢字の「」は、戦後になって「」の略字として用いられたことがありました。例えば、学生運動の全共闘を「全共斗」、映画の荒野の決闘を「荒野の決斗」と書いたことが知られています。しかしこれらは、漢字の意味としては特に関係があるわけではありません。

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