部首が「こまぬき(廾)」の漢字

廾(こまぬき)は、廾部(きょうぶ)に属する部首です。康熙字典214部首では55番目に置かれます。「こまぬき」という名前は、昔の中国の敬礼に由来します。昔の中国の宮廷や戦争を舞台とした映画などで見られる、両腕を前で組んで上げるあいさつを「こまぬき」と呼び、廾の字に「両手で下から支える」という意味があったことから名付けられました。

また「こまぬき」以外にも、20という意味の漢字「」に似ていることから「にじゅう」とも呼ばれます。さらにここから派生して、「」や「」のように、漢字の下の部分である「あし」の位置に置かれることが多いため、「にじゅうあし」とも呼ばれます。

廾は部首としては「両手を使うこと」を表す漢字が集められていますが、その数は多くはありません。玉を両手でいじることを由来とする「弄(いじ-る)」や、両手で「敝(やぶ-る)」ことを由来とする「弊(やぶ-れる)」などの字があります。

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