部首が「また(又)」の漢字
又は、又部(ゆうぶ)に属する部首です。康熙字典214部首では29番目に置かれます。
又は元々「何かをつかもうとしている右手」の形だと言われており、手に取ることに関連する漢字が多く所属します。例えば、「取(と-る)」や「受(う-ける)」、「受(おさ-める)」などが当てはまります。
なお又からは、「殳(るまた・ほこづくり)」、「攴(とまた・ぼくづくり)」などの部首が派生して生まれています。又はその本家本元に当たる存在です。
ところで、又を重ねた「双」という字がありますが、中国語ではもう一つ又を重ねた「叒」と、そこからさらに又を重ねた「叕」という字があります。そこから生まれた「又双叒叕」というインターネットスラングがあるのですが、意味は分かりますか?答えは、又を10回も重ねることから、「またしても(~が起きる)」なのだそうです。
常用漢字
人名用漢字*
常用外漢字
* 人名用漢字も常用外漢字です
* 人名用漢字も常用外漢字です