部首が「がんだれ(厂)」の漢字

厂(がんだれ)は、厂部(かんぶ)に属する部首です。康熙字典214部首では27番目に置かれます。がんだれという名前は、鳥の「雁(ガン)」の略字が厂であることに由来します。しかし不思議なことに、雁の部首は隹(ふるとり)であって、がんだれではありません。

さて厂の字は、崖が張り出している様子をモチーフにしており、下の空いているスペースは人が居住可能であることを意味しているそうです。部首としては崖や大きな岩に関連する字が集められており、代表例は岩の下にある泉と書く「原(はら)」です。

その他がんだれに所属する字には、がんだれに人で「仄(ほの-か)」、がんだれに日月犬で「厭(いと-う)」、がんだれに夏で「厦(中国・厦門市の厦)」などがあります。

ちなみに、「厠(かわや)」や「厩(うまや)」はもともと广(まだれ)に属する漢字で、「」「」と書いていましたが、現在では厂(がんだれ)の字形で書く方が一般的になりました。

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